膀胱炎と血尿の違い|見分け方と受診の目安を医師が解説
2026/03/18
「尿に血が混じっている」
「膀胱炎だと思っていたけど、これで大丈夫?」
このように、膀胱炎と血尿の違いが分からず不安になる方は少なくありません。
結論から言うと、血尿は膀胱炎でも起こりますが、それ以外の病気のサインであることもあります。
膀胱炎と血尿の違いが気になる方へ
血尿が出ると、「膀胱炎なのか、それとも別の病気なのか」と不安になる方が多いと思います。
このページでは、
- 膀胱炎による血尿の特徴
- 注意すべき血尿のサイン
- 受診の目安
を、医師の立場からわかりやすく解説します。
👉 「様子を見ていい血尿」と「すぐ受診すべき血尿」の違いが分かります。
膀胱炎でみられる血尿
膀胱炎では、炎症によって膀胱の粘膜が傷つくため、軽い血尿が出ることがあります。
特徴としては
- 排尿時の痛みがある
- 頻尿や残尿感がある
- 症状と一緒に血尿が出る
といった「膀胱炎らしい症状」がそろっていることが多いです。
※関連記事
背中や下腹部の痛みは何科へ?北上市で最新CTによる「見逃さない」鑑別診断
血尿だけが出ている場合は注意
一方で、
- 痛みがない
- 頻尿がない
- ただ血が混じるだけ
このような場合は、膀胱炎以外の原因を考える必要があります。
血尿の主な原因
血尿の原因にはさまざまなものがあります。
- 尿路結石
- 膀胱腫瘍
- 腎臓の病気
- 前立腺の病気(男性)
特に、痛みのない血尿(無症候性血尿)は注意が必要です。
こんな場合は早めに受診を
以下のような場合は、医療機関での評価をおすすめします。
- 血尿だけが出ている
- 血尿が続く
- 繰り返す
- 膀胱炎の治療で改善しない
- 男性で血尿がある
検査について
血尿の原因を調べるために、次のような検査を行います。
- 尿検査
- 超音波検査
- CT検査
👉 特に、原因がはっきりしない場合は画像検査が重要になります
膀胱炎と血尿の見分け方まとめ
| 状態 | 考えやすい |
|---|---|
| 痛み・頻尿あり+血尿 | 膀胱炎の可能性 |
| 血尿だけ | 他の病気の可能性 |
| 改善しない | 精査が必要 |
まとめ
血尿は膀胱炎でもみられますが、
- 症状の組み合わせ
- 経過
によって考えるべき病気が変わります。
特に、
👉 「血尿だけ」
👉 「繰り返す」
👉 「治らない」
場合は、早めの受診をおすすめします。
気になる症状がある方はご相談ください
膀胱炎や血尿などの症状でお困りの方は、
お気軽にご相談ください。
当院ではオンライン診療にも対応しています。