膀胱炎とは?症状・原因・受診の目安を解説
2023/03/18
「排尿のときにしみるように痛い」
「何度もトイレに行きたくなる」
「残尿感があってすっきりしない」
このような症状がある場合、膀胱炎の可能性があります。特に女性に多い病気ですが、症状の出方や重症度には個人差があり、早めに受診したほうがよいケースもあります。
この記事では、膀胱炎の主な症状、原因、受診の目安、治療や予防の考え方について解説します。
目次
膀胱炎とは?
膀胱炎とは、尿道から細菌が入り込み、膀胱に炎症が起こる病気です。一般的に「膀胱炎」と言う場合、多くは急性膀胱炎(急性単純性膀胱炎)を指します。
比較的よくみられる病気ですが、症状が強い場合や経過によっては注意が必要です。
膀胱炎の主な症状
膀胱炎では、次のような症状がみられます。
- 排尿時の痛み(排尿痛)
- 頻尿(トイレが近い)
- 残尿感(すっきりしない)
- 尿意切迫感(急に強い尿意が出る)
- 血尿(軽度のことが多い)
排尿の終わり頃にしみるような痛みを感じるのが特徴です。
膀胱炎の主な原因
膀胱炎の原因は、主に細菌感染です。
細菌の侵入
腸内にいる大腸菌などが尿道から入り、膀胱で増殖します。
尿意の我慢
排尿を我慢することで、細菌が膀胱内にとどまりやすくなります。
ストレスや疲労
免疫力が低下していると、発症しやすくなります。
その他
- 冷え
- 便秘
- 性交渉
- ホルモンバランスの変化
膀胱炎で受診したほうがよい症状
次のような場合は医療機関の受診をおすすめします。
- 排尿時の痛みが強い
- 頻尿や残尿感が続く
- 血尿がある
- 症状が改善しない
- 膀胱炎を繰り返している
発熱や背中の痛みがある場合は注意
以下の症状がある場合は、膀胱炎ではなく腎盂腎炎などの可能性があります。
- 発熱
- 寒気
- 背中や脇腹の痛み
- 強い倦怠感
この場合は早めの受診が必要です。
膀胱炎の治療について
膀胱炎は尿検査で診断し、細菌感染が疑われる場合は抗菌薬で治療します。
適切に治療すれば、数日〜1週間程度で改善することが多いです。
治らない・繰り返す膀胱炎で考えること
ここが重要です。
膀胱炎は通常、適切な治療で改善しますが、次のような場合は単純な膀胱炎以外の原因を考える必要があります。
- 何度も繰り返す
- 抗菌薬で改善しない
- 血尿が目立つ
- 男性で膀胱炎様症状がある
背景にある可能性があるもの
- 排尿障害(残尿)
- 前立腺肥大(男性)
- 尿路結石
- 膀胱腫瘍
- 神経因性膀胱
精査が必要になるケース
このような場合には、
- 超音波検査
- CT検査
などの画像検査を行い、原因を詳しく調べることがあります。
👉 「繰り返す膀胱炎=精査が必要なサイン」になることもあります
膀胱炎の予防・再発予防
膀胱炎の予防には、日常生活の見直しが重要です。
- 水分をしっかりとる
- 尿意を我慢しない
- 体を冷やさない
- 便秘を改善する
- 疲労やストレスをためない
まとめ
膀胱炎は比較的よくある病気ですが、
- 症状が強い場合
- 繰り返す場合
- 発熱や背部痛がある場合
には注意が必要です。
特に「治らない・繰り返す」場合は、単なる膀胱炎ではなく、別の原因が隠れていることがあります。
気になる症状がある場合は、早めに医療機関へご相談ください。
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